明鏡止水☆色即是空

うつ闘病記、婚活、日本一周旅行、公務員回想録を主としたブログです

ゆかりちゃんへの告白、その結果、その後・・・

時が止まる。

自分の口から出た「付き合ってくれませんか?」の一言。

その言葉がこだましているかのように何度も脳内を駆け巡った。

 

ゆかりちゃんの表情も驚いた表情のまま固まっているかのように思える。この"一瞬"が何秒にも何十秒にも感じられた。

 

いつかは言おうと思っていたくらい気になっていたゆかりちゃんだけど、まさか無意識に口から出るとは思いもしなかった。話の流れとはいえ、こんなことは生涯初めてだ。

 

思い起こせば告白したのは、婚活を始めてからは2回目。

1回目のゆうちゃんのときは、何度かの葛藤を経て覚悟を決めて告白をした。だからこそめちゃくちゃ意識して「付き合ってくれませんか?」と言った。

 

その結果は【保留】という何とも言えない結果になってしまい、その後の関係は非常に微妙な関係になってしまったという苦い記憶がある。それもそう、まだたったの3週間前の話だ(;^_^A

 

ところが今回は"自信"なのか"気の緩み"なのか、無意識に出てしまった。言葉が私の口を離れ、ゆかりちゃんに届くまでの間「しまった!」と思う・・・ではなく、どこかしら本心を言えた納得感が私を覆った。

そして期待をしてゆかりちゃんを見つめる。

ゆかりちゃんは驚いた表情のまま言葉を発した。

「えっ?いいんですか?」

 

そして

「びっくりしました!としおさん、突然すぎますよ!」

とにこやかに返してくれた。

 

「ごめんごめん、でも本当の気持ちだから。」

「分かってます、としおさんはいい加減なことを言う人じゃないって。ちゃんと言ってくれて嬉しいです。私のほうこそ、よろしくお願いします。」

 

やったー!!

思わずガッツポーズしたくなる気持ちを抑え、心の中は幸せな気持ちでいっぱいになった。まだゴールじゃないけれど、婚活を始めて約1年、ようやく初めて【お付き合い】に発展することができたのだから、嬉しくないはずがない。

 

これまでの婚活の苦労が報われた気がしたこと、もう駆け引きしたり振り回されたりしなくていいんだという気持ち、ゆかりちゃんだけ(しゅんくんも)を見ればいいんだという喜びに、解放感と幸福感に包まれた。

 

「ゆかりちゃん、じゃあ早速だけど、記念にペアリングでも見に行かない?」

「いいですね。行きましょう。」

 

そうしてサッとゆかりちゃんの手を取った。

一瞬ビクッ!となったが、素直に握り返してくれた。

その手は温かく、お互いの今の気持ちを表しているかのよう。

 

久しぶりの恋人気分を味わいながら街を歩く。

これまで見ていた風景と同じはずなのに、不思議とその風景は全く違って見えた。そしてしばらく歩くと、アクセサリーの店に辿り着く。

 

この店にはリングやネックレスなど、いろんな種類があったので目移りしてしまいそうだったが、

「あっ!これ可愛いです。男の人のはかっこいいですし、これにしませんか?」

 

私はどちらかと言うと慎重派で結構悩んだり考えたりしてしまうタイプだけど、ゆかりちゃんは感覚を大切にする即断即決行動派のようだ。ここは女性の意見を尊重しよう。

 

「うん、いいと思うよ。じゃあこれを買おう。」

そして交際記念ということでペアリングを購入した。こういうのは確か右手の薬指にはめると良かったはず・・・早速お互いにリングをはめると、より一層気分が盛り上がってきた!

 

「やっぱり指輪をはめると実感が持てますね。としおさん、嬉しいです、ありがとうございます。」

「いやいや、こちらこそありがとう。」

そう言ってゆかりちゃんは何度もリングを眺めていた。

それからも一緒に街をぶらぶらと歩き、気付けば夕刻が迫っていた。

「ゆかりちゃん、しゅんくんのこともあるし、そろそろ駅へ戻ろっか?」

「そうですね、もうこんな時間!時間経つの早いなぁ。」

 

「来週は温泉楽しみだからまた今週頑張れそうだよ。しゅんくんと会うのも楽しみだし。また詳細は電話やLINEで詰めるとして、当日は俺が車でゆかりちゃんの家まで行くよ。」

 

「私も頑張れます!しゅんも絶対懐くと思いますし心配いりませんよ。また遠いところまできていただくので申し訳ないですけど、よろしくお願いします。」

 

喋りながら歩いていると、地下鉄、駅とあっという間に着いてしまった。もう少し一緒にいたい・・・そんな気持ちをグッと堪え、また来週会える、そう思うと寂しい気持ちは穏やかな気持ちに変化していく。

 

「ゆかりちゃん、ありがとう。今日は楽しかったし、記念の日になったね。やっぱり実際に会えて良かった!また連絡するよ。」

 

「私のほうこそ・・・なんだかまだ信じられませんね。私達、付き合ってるんですよね?」

そう言って恥ずかしそうにこちらを見る。

 

ホントに実感がない。でも・・・ペアリングを見ると実感が湧く。

「うん、付き合ってるよ。ほら!」

そう言ってペアリングを見せる。

 

ゆかりちゃんは自分のペアリングを見て、その事実を確かめるかのようにギュっと握った。

「ふふ、ホントですね(笑)毎日眺めちゃいそうです。帰り気を付けて帰ってくださいね。また家に着いたら連絡ください。」

 

「うん、それじゃあゆかりちゃんも気を付けて。」

 

そうして何度か振り返りながら、駅で別れる。

 

これまでの婚活デートは、ほとんどの場合は帰り道に落胆していることが多かった。もちろん1回目のデートが上手くいったときは気分が高揚していたこともあったけど、今日はそれとはまた全然違った高揚感だ。

 

季節は春、ようやく私にも春がやってきたようだ🌸

   

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