明鏡止水☆色即是空

うつ闘病記、婚活、日本一周旅行、公務員回想録を主としたブログです

溢れる想い、抑えられない衝動

またしても脳内?心?から悪魔の声が囁かれる。実は夕食を食べている段階で、ゆうちゃんへは次のデートのアプローチをしていた。ゆうちゃんは本当に仕事と育児で忙しそうであったが、それでも予定を確認してくれて再来週の日曜日にOKをもらえた。

 

それで普通だったら満足なのに、なぜかこの時は渇いていた。今思い出してもなぜだったのかよく分からない。考えられるのは、婚活期間が長いことによる「焦り」なのだろう。

 

こんなことを考えているうちにも、ゆうちゃんの家は間近に迫っていた。もうすぐ着いてしまう。すると私の脳内は次のような答えを導き出そうとしていた。

 

  • ゆうちゃんとは3回会っていて、深い話もできている。
  • 子供たちとも打ち解けられて良い関係だ。
  • ゆうちゃんのことが見た目も性格も好き。
  • この想いが変わることは無いだろう。
  • そうであれば早いところ正式にお付き合いしたい。
  • そのほうが覚悟を持って子供たちとも関わっていける。
  • 子供たちも小さいうちのほうが私を受け入れやすいだろう。

 

そんなことを身勝手に考え、しかし全くおかしいとも思わず、自分の中で覚悟が芽生えるとともに光明が差した気がした。ゆうちゃんとは婚活イベントで出会ったんだし、きっと大丈夫。

 

高鳴る鼓動を抑えつつ、外を眺めてはみたものの辺りは真っ暗。子供たちはご飯を食べて回復したのか、元気いっぱいにはしゃいでいる。もうすぐゆうちゃんたちの家に着いてしまう。さあ、勇気を出そう!

 

そして車は市営住宅内へと入っていった。

「としおくん、ウチに寄って行ってよ~」

そう言ったのはゆうちゃん・・・ではなくひなたくん(笑)

 

さすがにそれはマズイだろうと思いつつも、こうやって言ってもらえるのは嬉しいな。当然ゆうちゃんもいきなりそれは抵抗あるだろうし、いかんせん、時間が時間だ。

「ありがとう。でも今日は遅いしまたの機会にお願いしようかな?」

そう言って誤魔化した。

 

ゆうちゃんもさすがにちょっと困った様子だったので内心ホッとしているだろう。子供は思ったことをそのまま口にするからドキッとしてしまう。しかしある意味では本心だろうから、その純真さには心が洗われるようだ。

 

そして駐車場へと到着し、長い長い一日が終わろうとしていた。

「お疲れさま、運転ありがとう!」

かなりの時間と距離を運転してくれた、ゆうちゃんに本当に感謝。そして子供たちも疲れたことだろう。車も頑張ってくれた。

 

・・・このまま通常であれば後は別れて帰るだけ。次のデートの約束も取り付けてある。でも、この溢れる想い、衝動は抑えることができそうになかった。もう考える余裕もない。

 

「ゆうちゃん、ちょっとだけいいかな?」

そう言って外へ出るように促す。

「えっ?何ですか?」

少し怪訝な表情を浮かべたものの、素直に外へ出てくれた。

 

自分の頭の中ではこの後何を話そうか、既に順序立てて構成されていた。良いのか悪いのか、確認せずにはいられなかった。ゆうちゃんはさすが疲れている様子、手短に話さねば。

 

「今更なんだけど、ゆうちゃんの名字って、その・・・もしかして元旦那さんの名字なのかな?車内で子供たちが喋っているの聞いてて、なんとなくそうかなって、気になってさ。」

 

「ええ、そうですよ。言ってませんでしたっけ?別に気になった時に聞いてくれれば良かったのに。気になります?」

「いや、そういうわけじゃないんだけど確認しておきたくて。」

 

「あと、・・・」

そう言いかけたところで子供たちが車内から外へ出てきてしまった。2人きりで話す機会がなかなか無いし、子供の前では話せないことだからと思っていたが、子供にとっては理由もなく車内に取り残されたのでは、気になって飛び出してきてしまうだろう。

 

「何?何?どうしたの?」

ひなたくんもひろとくんも矢継ぎ早に質問を繰り出す。申し訳ない無いな・・・と思いつつも、ゆうちゃんにお願いする。

「ごめん、あとちょっとだけ話、いいかな?」

ゆうちゃんはなんとか説得して子供たちをまた車内へと誘導してくれた。

 

あまり時間は取れないな。ゆうちゃんも疲れている様子、しかしこの場を逃してはまたしばらくモヤモヤした日を過ごさねばならなくなってしまう。

 

そんな思考に支配された私は自分をコントロールすることができなくなり、悪魔のささやきに身を委ねて自分を解放することにした。もうこうなってしまえば勢いに任せるのみ。

「ゆうちゃん、今日は本当にありがとう。子供たちと一緒に過ごしてみて、とても楽しかったし、もっと仲良くなりたいって思ったよ。ホントいい子達だね。それに、ゆうちゃんの母親としての姿も見れて、今日はとても良い一日だったよ。」

ゆうちゃんはただただ静かにこちらの言葉に耳を傾けていた。眼差しはしっかりと私の眼を見ている。

 

「今日一緒にゆうちゃん達と過ごしてみて、みんなと真剣に関わっていきたいって思った。だから・・・」

そうしてゆうちゃんの眼をしっかりと見つめ返す。

「俺と付き合ってくれませんか?」

   

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