明鏡止水☆色即是空

うつ闘病記、婚活、日本一周旅行、公務員回想録を主としたブログです

友情のち微酔

いよいよ迎えたデート当日。

この日は土曜日で休みだったため、夜までには時間があった。

一人で悶々としていても良くないので友達(K)と遊ぶことにして、一緒に体を動かしたりコーヒーを飲みに行ったりすることにした。

 

Kは既婚者だが、一度結婚に失敗している私を気遣ってくれるいいやつだ。

「としお最近はどう?」

「ああ、仕事は順調だし、プライベートもまあまあだよ。」

「そうか、それは良かった。本当に良かった!」

自分のことのように喜んでくれる。こうやって共有できる友達がいるのはありがたい。

 

「大変やったもんな。まあ無理せずやっていきなよ。俺はとしおを応援してるから。」

「ありがとな。プライベートのほうだけど、実は今仲良くなっている子がいてさ。」

「そうなの?やるな~。どんな子?」

Kも身を乗り出して聞いてくる。

 

「正直見た目はタイプじゃないんだけどさ、話が合うっていうか。こないだもデートしたんだけど、話が途切れることが無かったよ。もちろん慎重にはなってるよ。」

「いいじゃん!やっぱ結婚ってさ、話とか価値観が合わないとつらいよ。見た目は人それぞれだからなんとも言えないけど、ずっと一緒に生活するんだから、性格が合わないっていうのは止めたほうがいいからね。」

 

「俺も同じ失敗は繰り返したくないから、結婚が目的ってわけじゃなくて。一緒にいて安らげたり、同じ価値観の人がいいなって思ってる。そこはブレないつもり。」

「なかなかあんな経験できないからな。としおのは…特別だよ、あれは。としおがそういう考えなら安心した。」

そう言ってKはうなずく。

 

「まあとにかく、上手くいってるなら良かった!応援してるよ。」

ずっと一人で考えていたことだから、Kに話せて良かった。

なんだか心が少し軽くなった気がする。

もちろん今日この後デートなんてことは野暮だから言わなかったが、デート前にリラックスできたことは本当に良かった。

 

日も暮れ始め、Kと別れる。

さあいよいよめぐちゃんとの2回目のデートだ。

場所はめぐちゃんの家のほうなので、列車に乗り込んで行った。

 

居酒屋は駅前なので、集合場所は駅構内。

列車なので予定時刻に着き、しばらく時間をつぶしていたが、あっという間に予定時刻となる。…するとめぐちゃんが時間ぴったりにやってきた。

「としおさん、お疲れさまです!待たせちゃいました?」

そう言って駆け寄ってくる。

 

「いや、少し前に来たばかりだよ。めぐちゃん時間ぴったりだから全然大丈夫!」

「良かった~。じゃあ早速行きましょう。」

顔をほころばせながら、連れ立って居酒屋へと向かっていった。

 

時間は19時、土曜日ということもあって人は多い。

案内された個室は端っこのほうで、個人的には居心地良さそうで良かった。

すっかり寒くなってきた季節、お互い格好はもはや冬のようだ。

 

「さすがに中は暖かいですね。」

そう言って今日も着用していた帽子と、上着を脱ぐめぐちゃん。

帽子はトレードマークと言ってもいいだろう。今日のも似合っていた。

 

「じゃあとりあえず飲み物と適当に食べ物頼みますか!」

そうして頼んだのは、お互いチューハイだった。

…いきなり日本酒や焼酎では悪酔いしそうだったので止めておいた。

ビールは好きだけど他が飲めなくなる体質なので、これも止めておく。

 

しばらく話しているとすぐにチューハイがきたので、

「じゃあ、お疲れさまでした、乾杯!」

めぐちゃんもお酒好きだけあってグイッと飲む。これはお互い飲むことになりそうだ。

お酒は好きだけどそんなに強くないから自重しなくては。 

 

…お酒を飲み、食事をつまみながら、話はいつものラインの感じで進んでいく。

お互いの仕事のこと、見ているアニメのこと、前回のデートのこと、時間を忘れて楽しく話をしていった。が、今回はこれで終わらせてはいけない。

 

「ちょっとトイレ行ってくるよ」

おもむろに立ち上がり、トイレへ行く。時間は21時を回っていた。

さあとしお、そろそろめぐちゃんに大事な話をしなくてはいかんぞ。

そう自分を奮い立たせて席へと戻る。

 

「さあ、としおさん、飲みましょう。次何にしますかー?」

「そうだね、次もチューハイかな。ああ、果実酒でもいいかも。」

「遠慮しなくていいですからね。と言いつつ私もチューハイですけど(笑)」

そんな感じで3杯目だか4杯目だかを注文する。

 

待っている段階で話はめぐちゃん主導で動いた。

「そうそう聞いてくださいよ、私の従兄なんですけど、前の奥さんがヒドイ人で離婚したんですが、ついに再婚したんです!と思ったらこないだ事故して…」

おっと、まさかの似た人の話。ここは逃す手はない…が、まずはしっかり話を聞く。

 

「それは大変だったね。従兄も再婚したんだ、良かったね。」

「そう言えばとしおさんも離婚されてるんですよね。あの、理由聞いてもいいですか?」

言わなければと思っていた話題に自然と展開してきた。

…そして話題は深い話に入っていく。

   

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