明鏡止水☆色即是空

うつ闘病記、婚活、日本一周旅行、公務員回想録を主としたブログです

帰り道、夕食、そして。

商業施設を出ようとすると、渋滞でなかなか出られなかった。

時間帯がちょうど、夕飯の買い物を終えた主婦や家族連れだったのだろう。

辺りは徐々に暗くなってきていた。秋の夕暮れは早い。

 

「休日って混むんですね。私普段は平日休みだから、こういうのほとんど経験したことないんですよ。」

「そうだね、休日は大体こんな感じになっちゃうかな。俺は慣れてるけど。」

「そう考えるとやっぱり平日休みでいいかなって思っちゃいます。混んでない時に出掛けられるのっていいですよ。としおさんは土日休みでしたっけ?」

「土日祝日休みだよ。ずっとこの生活だから慣れちゃった(笑)」

 

こんな他愛もない話をしながら、気付くと渋滞を抜けて市街へと出ていた。

まだ聞いていなかったことを聞いてみる。

 

「そういえば今更だけど、めぐちゃんって名字なんて言うの?」

「さあ、なんでしょう?」

いたずらっぽい顔で返してくる。

 

「うーん、アプリでイニシャル表記がM.Iさんだったから…「い」だよね。じゃあ…伊藤さん?」

「ぶっぶー違います(笑)」

「じゃあ…石田さん?それとも飯田さん?」

「残念でした(笑)」

こんなやり取りを繰り返す。当たるのは運なんだけど、単純なやり取りがとても楽しく思えて、手当たり次第に挙げていく。しかし当たらない。

 

「…じゃあ言いますね。正解は…池〇でした!」(伏字ですいません^^;;)

「池〇さんか~そりゃ当たらないよ(笑) あんまり聞かない気がする。」

「そうですか?じゃあとしおさんは何て言うんですか?」

夕飯の場所も考えていないのに、話に夢中になってただただ車を走らせる。

 

気付くと店も何もない、山間部へと入っていた。

行きはここでトイレハプニングがあったが、それは大丈夫。

しかし夕飯の場所を考えていない。どうしたものか。

 

「めぐちゃん、夕飯は何か食べたいものある?」

「何でもいいですよ。」

一番困る返答だ。でも、ここはお言葉に甘えよう。

「じゃあめぐちゃんの家の近場まで戻って、その辺の店へ行こう!俺も結構その辺の店は知ってるし。」

「はい、そうしましょう。」

 

そして1時間程の道中は話が止まることなく、談笑を続けた。

ほとんどがめぐちゃんの仕事の話、家族の話、趣味の話だったが、私は聞く方が得意なので全然苦じゃなかったし、むしろ楽しかった。

めぐちゃんも楽しそうに話をしていて、とても良い時間だったと思う。

 

山間部を抜け、徐々に街の灯りが出てきた。

店はどうするか。急な話だったので、迂闊にも何も考えていなかった。

いきなりかしこまったトコに行くのも変だし、飲み屋も行けないし、うーん。

 

頭を悩ませていると、めぐちゃんから

「としおさん、本当にドコでもいいですよ。」

助け舟だ! いや、女性の本当の気持ちは分からない。

少なくともこの時私は言葉をそのまま受け止めていた。

「じゃあファミレスでいい?」

 

そうして向かった先はどこにでもあるファミレスだった。

めぐちゃんの様子も変わりなかったし、多分大丈夫なんだろう。

夕食も車内と同じように談笑しながら食べることができた。

自然と話題が出てきて話し続けられるのっていいな。

 

時間は8時を回っている。

1回目のデートだし、今日はここらで切り上げよう。

「めぐちゃん、今日はありがとう。楽しかったよ!」

「こちらこそありがとうございました。私ばっかり話しちゃってゴメンなさい!」

「いやいや全然気にしなくていいよ。面白い話ばかりだったし(笑)」

「今度はとしおさんの話もいろいろ聞かせてくださいね。」

 

おっ、めぐちゃんの方から次の話が出た。これは逃せない。

「うん、ぜひ。じゃあまた次休み合う日に会おうよ!次はいつが土日休み?」

「確か3週間後だったと思いますが…また確認して連絡しますね。ぜひお願いします。」

確定ではないけれど、次のデートの約束も取り付けられた。

よし!

 

「では気を付けて帰ってくださいね。またラインします。」

めぐちゃんに見送られ、車を走らせた。

 

帰り道はとても充実した気持ちに包まれていた。

充実してるって本当に幸せなんだな。

めぐちゃんのこと、もっと知りたい。

デートして良かった。やっぱり実際に会うことは大事だなと改めて感じた1日だった。

   

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